
今回はクレジットカードをつい、使い込んでしまう、使ってしまう罠や背景について、分析したいと思います。目的は、使用を助長する要素をまとめて、自分が使い過ぎないようにするためです。
クレジットカードの罠1 使いすぎてはいけないということを、周りは、あまり教えてくれない
いや、当たり前の話やん、と突っ込まれそうですが、意外に根深い話です。
大きいところでいうと、学校の教育ではクレジットカードの使い方とか、お金の使用方法などの話は科目や項目として無いですよね。
クレジットカードは注意して利用しましょう、または極力利用しないようにしましょうと学校で教えられた人は、ほとんどいないでしょう。
誰もクレジットカードの危険性については、教えてくれないのです。
当然、クレジットカードのサービス提供元や企業は、お金を借りて欲しいので、使い過ぎのリスクは、大きくは注意喚起しません。
バンバンテレビで宣伝して、好感度の高い芸能人を起用して、申し込みや利用を促して、ご利用は計画的に、ぐらいですね。
もっと言うと、個人のクレジットカードの使用方法、いわばお金の使い方については、自己責任という大義名分で、注意喚起の仕組みや教育の場がないのです。
社会に出て生きていく上で、もっとも重要と言っても過言ではないお金については、自分で学び、気づくしかないわけです。
これは、意外に気づきにくい罠だと言えます。
クレジットカードの罠2.手元に現金が残ってしまう
クレジットカードの使い過ぎを助長する罠としては、カードを使用すると、手持ちの現金は減らずに、買い物や飲食、ギャンブルができてしまう事です。
手元に現金がある状態で、今しか手に入らない欲しいアーティストのチケットが買えるなら。
あと100ゲームで、天井でボーナス当選が近いなら。
そこで行動をやめる人が多いなら、クレジットカードは、それほど普及しなかったかもしれません。
以上のようにクレジットカードを使い過ぎてしまう、根本的な理由は別にありますが、基本的にクレジットカード使用を助長させやすい仕組みや社会です。
そのことをしっかり認識できるかどうかは、使い過ぎを防ぐ上で大切かと思います。